■お付き合いから半年過ぎた
Macbook 2009 Lateモデル(ユニボディ)を購入して半年が過ぎた。前回の記事(【開封から】MacBook 2009 Late ユニボディ(白)導入記1【CS4開封まで】)を書いてからずっと放置していたが、ここにきてようやく使用レポートを書き足すことができる。
このMacbookは13.3インチ・2.13kgという重量であり、個人的な意見だが鞄に入れて外出するにはギリギリのサイズである。使用目的はDTPおよび写真加工をメインとしているので、Adobe CS 4 Design Premium 日本語版
を入れてはいるものの、Web制作用のDreamweaverやFlash、さらにInDesignですらほとんど使わないということが後になって判明する。結局PhotoshopとIllustratorさえあればなんとか仕事ができたのである…。将来的には何とか使う方向に持って行きたいけれど、すごくもったいない。
半年というと、短いような気もするが、機会があるごとに頻繁に外へ持ち出しているためか、早くもボディに傷や汚れが目立ち始めている。ポリカーボネートに細かな傷が目立ってきているが、それはこのボディ特有の問題であって、そんなに気にならない。
普通のノートパソコン(特にアルミボディのMacBookPro)ならば、それは大いに嘆き悲しむべき事態だが、もともと傷つくことを前提で使っているポリカーボネートボディでは、むしろ味わいが増しているような気がしないでもない。潔癖症な人には決して理解できない使い方だろう。
一番汚れが目立ってきたのは底面。ユニボディ化されて、底面が一新。マットでフラットな一枚板になったおかげで、見た目はシンプルになり、デザイン性も向上した。だが、やはり底面ということで、主に四隅が汚れてきている。これらの汚れは濡れたタオルで拭くことでなんとかキレイにすることができた。悲しいのは、気づかないうちに底面をひっかいたような傷が付いていたことだ。これはタオルでは対応できない。底面の板は意外と硬さが足りないこと判明した。机とMacbookの間に何か固い物があったか、鞄に入れているときに、他の物とこすれてしまったのだろうか。
さらに放熱性もあまり芳しくないことが判明する。これは、従来のように四隅のゴム脚で実質本体を数ミリ浮かせていたタイプに比べ、底面が机とほぼ密着していることと少なからず関係があると思う。木製のテーブル上で1時間ほど使った後、テーブルを触れると暖かい…というよりは、夏場なら熱い!ということになりはしないだろうか?まだ真夏という過酷なシーズンを一度も迎えていないので、この点は注意が必要だ。
だが新しい事実も判明する。この底面一枚板によって、本体を脇に抱える時にグリップ感が増し、移動するさいに意外なほど安定感を発揮することもわかったのだ。以前のように、底面四隅にゴム脚が付いていたりするタイプでは実現不可能な安定性だ。とにかく一長一短の底面である。
■極力たわみが少ないキートップ

MacBookがユニボディになった最大の利点は「ボディ剛性」の向上だと思う。全体の安定感はもちろん、キートップが意外とたわまない。この手の低価格ノートやネットブックにありがちな、「キーを押下したときに、いちいちたわむのでイライラする」という現象はあまり起きないように思う。押下するストロークは若干浅いものの、それなりにきちんとした打鍵感がある。
そりゃ確かにアルミボディのMacBookProのほうがボディ剛性にかけては数段上だろうし、キーボードのたわみも軽減されているはずだ。だが、そのエントリーモデルであるMacBookでもできる限りたわみを軽減しているのには好感が持てる。
やはり各キーを独立させているのと、ポリカーボネートのフレームを網の目のように張っているのが効果的なのだろう。デメリットとしては、日本語キー配列を英語キー配列に入れ替えるといったことが不可能だということだ。それに滅多にあることではないけれども、キーボードが故障してしまったらどうすればいいのだろうか?まぁそれはそのときに考えることにしよう。
対して、キーボード手前のパームレスト部分はよく指紋が付いたりして気になる。さらに、キーボード面は外縁が全て90度の鋭角になっており、長時間手を置いていると、その角が痛くなってしまう。液晶を閉じた状態ではなめらかなカーブを描くボディだが、この角だけはなんとかしてもらいたかった。
一時は製品の保証が受けられなくなるのを覚悟して、自分でサンドペーパーをかけて丸くしようとすら思ったほどだ。なんとか改良してもらいたい。
■MacとMicrosoftマウスは実に馴染む

ノートパソコンはキーボードが自由に選べない分、マウスにはこだわりたい。
あらかじめ言っておくと、私はApple製のマウスが大嫌いである。初代iMacの円形マウスといい、楕円形の透明マウス、Mighty Mouseまで使ってきたが、どれも人間が使うインターフェイスとしては最低の部類に入ると断言してもいい。
新しくMagic Mouse
なるものが発売されているが、なぜMac本体と抱き合わせで売られているのか全く理解できない。ユーザーにもきちんと「他のマウスを選ぶ」、「マウスはいらない」といった選択肢を与えるべきだ。唯一評価したいのは、まだボールマウス時代のベージュ色の四角いマウスだけだ。AppleはiMac以後、まともなマウスを作ってこなかったと言える。別にAppleを批判する気はないが、もうちょっと真剣にマウスについて取り組んで欲しいといつも思っている。これには「じゃあおまえはどんなマウスを使ってるんだよ!この反Apple野郎が!」と噛みつかれても仕方がない。
だから、そう聞かれたら堂々と答えよう。「Microsoft社(以後:MS)製マウスこそ究極かつ至高!」と。今使っているのは画像の「Bluetooth Notebook Mouse 5000
」のホワイト。Bluetoothかつレーザーという、まだあまり一般的には普及してない製品。単四電池2本が基本だが、1本でも駆動する。側面がゴムコーティングされていて非常に持ちやすい。
個人的にはMSはマウス屋さんだと思っているくらいに、「マウスといえばMS」なのである。その特徴をいくつか挙げてみよう。
- 製品がしっかりしている→マウスは人間の手に馴染まなければならない。クリック感、ホイールの回転、オプションボタンの押し具合、重心の配置、握ったときの安定感、電池のもちなどにおいて、使っていて「イラッ」とさせられることが本当に少ない。
- 価格が手ごろだ→低価格モデルなら電気店で1000円ちょっとで手に入る。もちろん上位モデルはそれなりの値段。
- 製品ラインナップが多い→有線・無線モデル、Bluetoothモデル(これが実は製品としては種類が少ない)、デスクトップ用、モバイル用など
ただ、マウスの相性というものは、PC本体にも依存するところが大きい。その点MacはBluetoothにもいち早く対応し、他社製マウスとはいえセットアップなど一切不要で使うことができる。そのへんはさすがApple、抜かりはない。
デザイン的にはMSのマウスはダサい。どの製品もアメリカの中学生がゲームをするときに好んで使うようなデザインだ。だがこういったインターフェイスはデザイン優先で使うのではない、あくまで使いやすさ優先で使うのだ。マウス作りについてはMSに敵ながらアッパレと言うしかない。馴染むのだよ…まるでディオ様のボディであるジョナサン・ジョースターの体に、その子孫であるジョセフの血が実によく馴染むかのように…。
ちなみにマウスパッドはパワーサポート製「エアーパッドIII」
を使っている。マウスパッドとしては少々お高いが、これもしっかりと馴染んでいる。ノートパソコンと持ち運んでも邪魔にはならない。
今でもMacについてきたマウスに固執して使っている方がおられれば、一度でいいから他社製マウスを使ってみることをオススメする。OSXならば右クリックにも対応しているし、いろいろと捗ると思う。最後がマウスの問題になってしまったけれども、ウチのMacBookは今日も元気です。